もやし社長の47歳日記

ひよっこガリガリ社長の僕が、とある入院をきっかけにこの貧弱体系に卒業を誓う。日々の筋トレと経営について、そして学生時代の思い出を思いのままに書いて行こうと思います。皆様よろしくお願いいたします。

決算

本日より弊社は下半期の始まりであります。

 

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多くの法人企業は3月末の本決算が多いです。

 

決算とは毎月毎月の売掛と買掛を清算していると大変なので

1年に1度会社のお財布事情を公表し、儲かっているのか損してるのか?

(超幼稚な言い方をあえてします)

 

銀行さんはこれをみて、この会社はお金を貸してもちゃんと返って来るかを判断します。

赤字が何年か続いてると貸さない、もしくは多額の利息をつける。

 

逆に決算書が良いと、たくさん借りてください。ください。という。

 

貸しても返って来るから。利息も足されて・・・

 

当然です。それらが銀行さんの利益なので。

 

そうリスクがないのです。

いい商売だ!

だから日本には銀行が多いのです。

石を投げれば銀行にあたるほど多いのは日本だけです。

 

だから、銀行は雨の降る日に傘は貸さずに晴れの日に傘を貸してくれると揶揄されるのである。

 

私は銀行が嫌いでは無いです。

銀行さんがいないと弊社は困ってしまいます。

でも出来たら頼らず経営したいとずっと思ってます。

 

脱線しました・・・

 

そして税務署もこの決算書を元にほんまか?脱税してないか?もっと税金取れないかを判断するモノとして決算書を見る。

 

私が7年ほど経営者をしてきて、この決算書というモノは

皆さんが思っているほどたいしたモノではなく。

 

決算書自体はそんなに難しい代物でもないということ。

 

問題はその決算書に乗る数字のプロセス(売上・利益)や経費の中身、そしてその数字達はCASHなのかモノなのかが重要なんです。

 

 

 

黒字倒産なんてよくある話だし!年商100億でも赤字経営なら存在価値が無いって事だし。

 

 

 

こちら私の先輩でめちゃおもろな人。ほんとにわかりやすい本!!

 

 

売上高で企業のステイタスを語る人がいるが、それは違うといつも思っている。

それを言っていいのは経常利益が多い人・企業だと思う。

ようはいくら儲かったか(税引き後)。

 

結局のところ決算書自体は紙切れ1枚の数字の羅列(売上と借金をどこに分けて計算するかの表)に過ぎない。

その分類によって税率が違うから損しないようにねって。

 

とどのつまり、どんだけ使ってどんだけ儲かったん?てこと。

 

儲かった分の半分はお国に捧げましょう。ねって話し。

 

だから多くの会社が脱税を考えるんだと思います。

 

僕はめっちゃ払いたいわけでも無いが

税金は払うのが鉄則だと思っている。

 

創業社長の代から納税義務は強く教わってきたからだと思う。

 

そもそも利益額だけが企業の存在意義でもない。

利益が出せない企業は存在意義はないが。

利益だけが存在意義ではない。

 

多くの顧客に必要とされる企業体であること。

 

雇用が生めること。

 

税金が払えること。=利益を出すこと。

 

従業員が誇りをもって働いていること。

 

永続すること。

 

決算書には映り込まない、企業風土や意義のある仕事に汗・涙。

 

それも含めて社長は大きな責任を担っている。

 

毎晩寝る前に思うこと・・・

 

心も身体も発想も感性も人付き合いも知識も行動力も判断力も、

 

もやしではいけないのだ。